Policy Sitemap Contact Last Modified: 03/01/05

出雲大社日帰り初詣と松江城のたび 2003/01/01(Fri) [曇り時々晴れ時々雨時々雹]

(写真は準備中です。後日掲載予定です。)



-2003新春西日本乗り放題きっぷ-

和泉府中-出雲市 片道: 6,830円/往復: 13,660円
3,660円オトクでした。

 元日は、「2003新春西日本乗り放題きっぷ」を使って日帰りで出雲大社と松江城に行ってきました!!!

 その切符は、JR西日本エリアの特急(こだま・ひかり含む)・急行・普通列車自由席が乗り放題というものです。10,000円でした。

 青春18きっぷでは快速・普通電車までしか乗れませんが、今回の切符のルールでは、新幹線や特急電車が乗れるので、それを最大限に活用。
 この旅行で乗れた特急は「はるか」「ひかりレールスター」「スーパーやくも」「やくも」です。

 また、大学時代に良くやった日帰り小旅行ルール(名所を必ず一つ巡るという自分自身が決めたルール)を盛り込んでどこかに行けないだろうかと考えた末に出雲大社が出てきました。

 何故、出雲大社なのかというと、社会人になってから松江・出雲地方に行く機会を伺ってたこと、特に最近は『古事記』に興味がでてきたことです。もう一つ言えば、手塚治虫『火の鳥』が関係しています。

 そもそも『古事記』に興味を持ったきっかけは、昨年の12月に自分のサイト"ひびのきろく"で紹介しましたが、鶴橋の治療院でベッドに寝っころがっていた時に"コノハナサクヤヒメ"という言葉が聞こえてきて、その響きに魅せられたからです。此花咲夜比売(コノハナサクヤヒメ)をgoogleで探すと、『古事記』に関係しているのが分かりました。

行程表[行き] (※休日ダイヤです)
行先
発着
時刻
備考
和泉府中 06:51 快速
天王寺 07:10
天王寺 07:20 はるか2号
新大阪 07:38
新大阪 07:50 ひかりレールスター359号
岡山 08:41
岡山 09:24 スーパーやくも5号
出雲市 12:19
出雲市 12:30

一畑電鉄バス (\510)
※年末年始の臨時運行便

出雲大社 12:47
    所要時間 5時間28分(263分)
(乗継 3回)
行程表[帰り] (※休日ダイヤです)
行先
発着
時刻
備考
出雲大社 14:26 一畑電鉄バス (\510)
※年末年始の臨時運行便
出雲市 14:50
出雲市 15:10 スーパーやくも22号
松江 15:34
松江 15:52

松江レイクライン
(乗車一回につき\100)
※約20分間隔で運行

松江城大手門 16:10
小泉八雲旧宅 17:04
松江 17:30
松江 18:08 やくも28号
岡山 20:44
岡山 20:54 ひかりレールスター392号
新大阪 21:45
新大阪 21:55 新快速
大阪 21:59
大阪 22:03 環状内回り
天王寺 22:21
天王寺 22:34 関空快速
和泉府中 22:53

 そういえば、自分は日本人のくせに『古事記』って良く知らないぞ・・・『古事記』は歴史書としての価値自体に様々な議論はあるようですが、そもそもこの国の成り立ちは??ということを知るための糸口にはならないだろうか。

 また、『古事記』を手本にしてるであろう手塚マンガ『火の鳥』が発するメッセージって何だろう?と思うようになりました。まずは全体的に知るために『マンガ古事記』を買って読みすすめました。

 "オオクニヌシノカミ"のことはおぼろげながら知っていたのですが、"ヤマタノオロチ"を"スサノオノミコト"が退治して"稲田姫"と結婚したところが出雲地方と深く関わっていたのはよく知らなかったので、それならこの目で実際に観察し、何か自分にモノにできるものはないだろうかというのが今回の旅行の発端でした。

 早速、JR西日本のJRおでかけネットで調べてみると、遠くに感じた出雲大社が特急を最大限に利用すると意外にも日帰りでいけることが分かりました。しかも、松江に途中下車して、松江城を巡ることができるおまけつき。

 前置きが長くなりました。

 小難しいことは抜きにして、何よりも出雲大社は縁結びの神様なんですよ。

 最近のこといろいろを考えると・・・

 「縁結びのお守りを買うためだけに行ってきた!!!」というのもアリかなと思いまして・・・(笑)

 さて、前日の31日にTVで天気予報を見ると、出雲大社のある島根県だけ雨!!

  周りの中国地方や近畿地方は晴れとか曇り。「何でやねんなぁ〜そんなワケあらへんやろ」と思いながらも、当日に電車を乗っていると、それまでそこそこ晴れていたのに鳥取県の米子あたりから急に雲行きが怪しくなってきて、終点の出雲市の手前から風まじりの土砂降り・・・

 出雲市駅のプラットホームに降り立つと横殴りの雨でずぶ濡れに・・・

 「やっぱりか・・・」

 バスに乗り換えて、動き出してからしばらくすると、急に雨がやんで日が差してきました。

 田んぼの中を走るバスの窓からは、180度見わたせる虹がかかりました。虹の橋のようです。

 おおっ!!!これなら写真も撮れる!!!と思ったのもつかの間・・・

 出雲大社に着くと、再び雨に・・・

 「なんでやねん」と思いながら参道を歩き、拝殿に差し掛かると、再び雲間から太陽が出てきて晴れました。

 「よっしゃぁ〜」と思い、カメラを取り出そうとすると、リュックの中ではカメラのひもが三脚に引っかかって出せません。

  そうこうしているうちに、雲がでてきてまた雨が降ってきました。はぁ〜〜・・・

  まぁええわぁ。あきらめ気分でお目当ての『縁結びのお守り』を購入!800円でした。

  これで今年はエエコトあるかな・・・

 気分を取り直して「本殿はなんかあるのかな?」と足を向けると太鼓と笛を鳴らしている宮司さんがいました。シャッターをきろうとすると丁度演奏が終わってしまいました。新年早々タイミングが狂わされっぱなし・・・

 失意のまま(苦笑)資料館で、勾玉を見に行きました。

 さてと、出雲大社を簡単に紹介します。神代の時代、国譲りの舞台となったロマンを秘めたお社です。

  祀られている神は、大国主大神(オオクニヌシノカミ)です。

  大国主大神は、「だいこくさま」と申して慕われている神さまです。

  「だいこくさま」は出雲の神様つまり、「縁結びの神さま」と言われてますが、「縁結び」は、単に男女の仲を結ぶことだけでなく、人間が立派に生長するように、社会が明るく楽しいものであるように、すべてのものが幸福であるようにと、お互いの発展のためのつながりが結ばれることです。

 確かに、生活をしていく上で「縁」というものを大事にしていくと、日々の生活が楽しく過ごせるかもしれません。

  そもそも「縁」は家族から始まるものでしょう。

  自分の拠り所が楽しかったら、それだけで気持ちが安心できるのかもしれません。

  おとんとかおかんに「ただいまー」「おかえりー」が普通に交わせない家って絶対に嫌です。自分はそんな心の寒々しい家には帰りたくありません。

  「縁」が満たされることは、「円満」に通じるのかも。円満になって初めて意識が外に向けられる。ツレとか好きな人としての縁かな。それが満たされると、そのまた外側の大きなつながりへ・・・そういったことから「人脈」という言葉が出てくるのでしょうが・・・

  何よりも身近な「家族」という縁に立ち返って考えるきっかけになりました。

 建物は火の見櫓のような大社造、日本一の注連縄(しめなわ)は普通の神社とは反対の張り方だそうです。

  参拝する人は「二礼、四拍手、一拝」します。普通の神社では「二拍手」です。ヘンな感じがしましたが、知っている参拝者は、"パチパチパチパチ"と4回手を叩いていました。"なぜ違うの?"という問いかけを投げておきましょう。 調べてみる価値があるかもしれません。

  本殿は参拝者に対して横を向き、西(海)を向いている。これは常世の国をみていると言うみたいです。

 資料館に入り、150円を払うと2階へのスロープがあり、展示場では、面白そうなものがいろいろ展示されていました。

 3世紀出土と言われる勾玉と実際に見ると、神話の世界に少し近づいた気分になって、来てよかったなぁ〜とすこし気分もマシに。

  ヒスイの勾玉は、あの色と曲線が美しい・・・

  何故か自分のなかであの曲線美に魅せられてしまったので、帰ってきた後に勾玉の意味をネットで調べると・・・「万物がその生活の始めにとる胎児の形を象ったものであり、生命への賛歌でもある。また、日月の月の形の意味もある」とあった。

  やっぱりそれなりの意味があった。特に"胎児の形を象った"というのには、心の琴線に触れた。万物の根源を勾玉として象徴化したものだった。

  勾玉は、こちらのサイトで売られているようなので、一度のぞかれてみては?(決してこのサイトの営業マンではありませぬよ・・・笑)でも、カッコええからひとつ買ってみようかな・・・

 それにしても展示されているこの勾玉って誰のモンなんやろ?と素朴な疑問を抱きつつ、他の展示物に目を移しました。

  首飾りもありました。『マンガ古事記』で描かれていたものが実物で見られて、つい嬉しくなってしまいました。

 資料館では、もうひとつ収穫がありました。「雲太、和二、京三」(うんた、わに、きょうさん)です。以前どっかで「和二、京三」という文字を見たときに、「なんやろ?」と思ったまま忘れていたのですが、意外なところで知ることができました。

 平安時代に著された源為憲『口遊』(くちずさみ)には当時の大きな建物を大きいものから順に「雲太」、「和二」、「京三」と記述されています。

  その「雲太」が出雲大社の御本殿です。出雲太郎=出雲大社本殿、大和二郎=奈良東大寺大仏殿、京三郎=平安京大極殿です。平安時代にして高さが48メートルあったそうです。その全容が掲載されています。

 どのくらいの高さかというのが分かる出雲大社のサイトで確認してみると、異様に高く感じる。これは実際に行ってみて初めて分かる感覚かもしれない。

 あと、陰暦の十月のことを「神無月」といい、反対に出雲では、神々がお集まりになられるので「神在月(または神有月)」ということ。

  これは全国の神々が出雲の国に集まられ、神々が留守になられるからです。八百八神(やおろずのかみ)が集まるのでしょう。その後の旅疲れを癒す時は、湯婆(ゆばーば)がやってる油屋にいくのでしょうか。(分かりました?)千がお仕事してるかも。

 30分ほどで資料館を出ましたが、まだ雨・・・

 さっきの拝殿前では、子供たちがお神楽の格好をして並んでいました。ビデオを撮ろうと構えていると、日が差してきました。けれど雨が降っています。

 ちょっとだけ雨がやんだところでかわいいお神楽が始まりました。

 すると、今度はなんと、晴れているのに"ひょう"が降ってきました。

 おいおいっ!!!

 舞っているところにひょうがまともにあたって跳ねてかえっています。

 そんな姿をしっかりとビデオに収めてしまいました。

 終わりごろになると晴れてきました。続いて青年部による獅子舞。

 こちらは、晴れている間に終わりました。

 ラストチャンスを逃すともうダメなので、急いで拝殿やら本殿にフォーカスをあわせて、カメラのシャッターを切ります。

 なんとか間に合いました。

 さっさと切り上げて、松江に行こうと思っていたのですが、ある意味粘り勝ちでした。

 おかげで、新年早々学ぶことがありました。

 「何事もあきらめたらあかん!!」ということです。

 14時20分。

 お参りもできて、おみくじ、お守りに厄除けの獅子も買ったので、そろそろ引き揚げて松江に行くことにしました。

 出雲そばを食べようとするも、バスターミナル近くのお店は人でごった返してとてもとてもすぐに食べられません。

 駅にそば屋があるのをチェックしてたので、本場の手打ちは食べられませんが、そこで軽く済ませようと決めました。

 バス乗り場にたどり着くと、タイミングよく出雲市駅行きバスが入ってきました。

 本来ならば14時15分に出発しているバスが遅れていたので、助かりました。

 14時50分。出雲市駅到着。15時10分に電車発車です。分刻みのスケジュールだったので、いちいち時計を見ながら行動を確認。何時に何をしたのか良く覚えています。

 チェックしていた駅のそば屋には入りました。14時53分でした。「3色割り子」を頼みました。900円でした。14時57分に出てきました。

 この待っている時間に、大学の卒論を提出したその日から友人のO君と行った東北旅行のことを思い出しました。あの時は卒論のために二晩徹夜した後だったので、へろへろでした。

 岩手県にある中尊寺金色堂を見た後、バス停近くのわんこそば屋に入りました。ガラガラ・・・とお店の扉を開けた瞬間に「バスの待ち時間10分で何とかわんこを食わせてくれ!」と2人の勢いに何が起こったのか?とアングリとするおばさんに頼み込みながら、せわしなく食ったことがありました。

  3分後で出された20皿をお互い5分ぐらいで食べ切りってバス停に戻ると・・・20分経ってもバスが来なかったことがありました。

 快晴でしたが、大雪の日です。

 タイミングよく中尊寺前に停まったタクシーをつかまえて、一ノ関駅まで大急ぎで戻ったワケですが・・・

 駅に着いたはいいものの、結局、仙台行きの電車には乗れず、駅の待合室で予定を全部組みなおしたことがありました。今となっては懐かしい想い出です。

 そんなことを思い出しながら待っていると、「3色割り子」がやってきました。

 小さな丸い桶のようなものの3段重ねにそれぞれそばが入っています。めんつゆは別の容器にあって、好みでかけてくださいとのことでした。一番上の1段目は卵と大根おろしが入って味はまろやかでした。2段目は、大根おろしにネギがのっていました。純粋にそばを味わえました。3段目は七味と辛味大根でした。スキッとした締めの味でした。

 15時02分に食べ終わりました。キオスクでコーヒー(130円)を買ってから、改札を入って電車に乗り込みました。

 15時10分。定刻出発。30分ほどで松江に到着。

 雨は降っていませんが、少し曇っています。

  駅を出ると、観光案内所がありました。そこで、松江城への行き方と温泉に入れるかを尋ねました。30歳ぐらいの女性が応対してくれましたが、笑顔もなく"正月からなんでこんな仕事してるねんな"という表情が読み取れるような、どーもとっつきにくい感じです。

 松江城へ行くにはバスの"ぐるっと松江レイクライン"がいいようです。松江市交通局が運営してて、一回100円で乗車できます。駅から松江城まで2kmあるようなので、助かりました。

 続いて外湯がOKな温泉のことを尋ねると、"こことここはいけるかもしれません"と貰った地図を広げられて説明されますが、"正月で分からないのであとは電話してください"と・・・携帯で電話をかけるにも観光案内地図には市外局番が載ってないので、そんな配慮もなく、半ば追い返された感じで、観光案内所を後にしました。この時点で温泉に入るのをやめました。

 15分程待って"レイクライン"に乗り、松江城までやってきました。バスで乗っているさなか、地図と街を見ながら城の縄張りを検証。大橋川の大橋がかかる現在の松江駅側に寺町が多いのは、防御の点から自然な考えだろう・・・などと考えていました。

 松江城は、千鳥城と呼ばれ、全国に現存する12天守のひとつで,山陰では唯一の天守閣です。お城の紹介はこちらのサイトにお任せいたします。松江城登閣料は、大人550円です。

 天守閣からは宍道湖が見えて、雲間からはほのかに赤い夕暮れの日差しが斜めに洩れているのが美しかったです。

 16時30分。17時28分松江発車のスーパーやくもに乗るには少し時間があるし、松江城の天守閣から歩いて15分かかる小泉八雲の旧居は16時40分に閉まってしまいますが、まぁこんなところというのを見られるだけでもいいかなと思い、松江城の内堀から小泉八雲の旧居とお隣の武家屋敷まで歩くことにしました。

 内堀を歩いて小泉八雲の旧居までくると、けっこう時間がかかって17時になってしまいました。こりゃ駅に戻っても乗られへんなぁ〜と思いながら30分後のやくもで帰ろうかと思い直し、少しビデオをまわしてから、17時04分に小泉八雲旧宅前のバス停にレイクラインにやって来たので、乗り込みました。

 運転手のおじさんと、先に乗り込んでいる夫婦と会話している感じから、話せそうな人かなと思ったので、レイクラインのバス停で松江駅に一番近いバス停を尋ねました。

 というのも、レイクラインは、幹線道路を一直線に進むわけでなく、月照寺や松江しんじ湖温泉、宍道湖などの名所を寄り道しながら運行しているので、本来なら10分程度で松江駅に着くのですが、乗ったレイクラインの松江駅到着時刻は、1時間後の18時頃だからです。

 「大橋南詰めで降りると近いです。」と運転手のおじさんが言ったいたので、近づいてきたそのバス停で降りる支度を始めると、「乗ってるお客さんが少ないから、駅に近い途中の交差点まで乗せてあげる」ということで、お言葉に甘えることにしました。「ココを左に曲がってまっすぐ行くと松江駅だから・・・歩いて7分ぐらいかな」と、教えてくれた後にお別れしました。

 寺町を通り、松江駅に着きました。

 お土産(しじみ、しらうお、出雲そば)を買おうとお店に入りました。

 買いたいお土産が商品棚別にならんでいましたが、その商品の裏に書かれてある原材料の欄に食品添加物のようなヘンなモノが入ってないお土産を選びました。

 精算を済ませる前にあらためて買おうとしているお土産の加工会社を見ると、全部が中浦食品という会社だったので、びっくり。



-もぐり寿し-
(中身は写真ができてからのお楽しみ・・・)

 お茶を買って、駅弁のもぐり寿し(950円)から駅のプラットホームでやくもを待っていると、めちゃ寒い!!!

 県庁所在地の駅やのに待ってる人は両手で足りるぐらい。
 体が 震えているなか、案内放送が入りました。どうやらやくもは3両編成です。特急で3両編成って初めて聞きました。定刻に電車がやってきたので、乗り込みました。

 あたりはもう真っ暗。車窓を楽しめることもありません。リュックに入れてきた本を読み始めました。途中の生山駅あたりから食べ始めたもぐり寿司は、うまかったぁ!!!

  ご飯の上にやまとしじみ、しらうお、アナゴにえびが乗っています。おかげさまで岡山まで心置きなくじっくりと読書ができました。

 岡山到着。相変わらずの寒さなので、熱い缶コーヒーを買い、レールスターに乗ると、満席・・・途中の姫路までは立ちっぱなしでしたが、姫路で乗客がけっこう降りたので、新大阪までは座りながら本読みの続きをすることができました。

HOME
Copyrights yukunz all rights reserved 1995-2002